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歯を残す治療とは

コラム

2020/03/12

歯を残す治療とは何か?


ほとんどの皆様は、自分の歯を出来るなら残して欲しいと思われると思います。私も、治療を受ける立場であればそう考えます。
ただ、歯を残す基準というのが非常に難しいのです。おそらく歯科医師によって違うことも多々あります。
治療する歯が、治療後に症状が改善してしっかりと噛むことが出来るのか?歯を残すことによってその歯の周りの骨や歯肉の状態が悪くならないか?
歯を残すことによりその歯の周りの歯に被害が及ばないかどうか?などと考えます。
歯の根の奥の方まで割れている歯や、歯周病がかなり進んで骨が溶けグラグラになっている歯は保存は難しいと思われます。

歯科医師が歯を保存するかどうか悩むのは、レントゲン的にも見た目にも問題なさそうなのだが、患者様が痛みを訴えられるケースです。
痛みの原因は本当にその歯なのか?歯以外から原因はないのか?など考えますが、その歯が痛みの原因であるなら、その痛みがいつから続いているか
を考えます。痛みが3ヶ月以上続いているから、慢性疼痛となり、頭の中に痛みの記憶が残るので治療が上手くいったとしてもかなかなその痛みがとれないことがあります。特に根管治療が必要な歯で3ヶ月以上痛みが続いている歯は、その治療が終わっても痛みが数ヶ月続くことがあります。
治療したが、痛みの続く歯を残してその歯の痛みが長期間かけてなくなるのか、いつまでたっても痛いまままのかは、実際のところ治療してみないとわからないのです。







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