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審美治療を望まれるなら根管治療や歯周病治療が最も重要
コラム
2022/07/31
審美修復治療(セラミック冠・セラミック冠ブリッジ・セラミックインレーなど)のやり直し治療で多いケースは、根管治療の不具合により根の先が痛い、咬むと痛い。歯周病が悪化し、歯肉が腫れる、咬むと痛い、セラミックが割れた、など様々な不具合と遭遇します。
その中でも、返答に困るのが「最近、他院でセラミックを被せたばかりだが、歯が痛い、咬めない」というケースです。
私なりの現状の説明やその痛み原因、解決方法(治療方法)は、説明致します。しかし、再治療になるケースが多々あります。
申し訳ないですが、セラミック治療の保証期間があると思うので前医とご相談下さいと説明するしかありません。
(患者様が腹をくくって、費用が掛かっても当院で新しくやり替えると仰るのであれば話は別です。)
私の考えでは、歯周病治療や根管治療は家の建築で言うと基礎工事の部分です。
この基礎工事が疎かになると新築した家は地震や台風で壊れてしまいます。
歯科治療でも、根管治療や歯周病治療などの基礎工事をかなりしっかりと行わないと、審美治療のセラミックを被せてもしっかり咬むことは出来ません。
この基礎工事をしっかりとできる歯科医院で審美修復治療を行うことが、自由診療を受けた患者様の満足度を満たすことが出来ると私は思います。
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