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歯医者は、歯科医師としてだけでなく経営者としての顔がある。

コラム

2020/07/11

歯科医院経営者は、歯科医師としての顔と経営者としての顔があります。
今現状、しっかりとした歯科治療を保険治療だけで患者様に提供すると歯科医院は経営破綻してしまいます。
なぜなら、保険治療の診療報酬は単価が低く短時間で患者様をたくさん診察するか診療時間を長くするかなど、多くの患者様から診療報酬を頂かないと経営が成り立たない状態になってしまいます。しかし、短時間でしっかりとした歯科治療を提供することはどう考えても難しいというのが私の見解です。
特に、大規模、中規模の歯科医院では多くの従業員を雇用を維持するためにそのような診療体系を取られている医院も多く存在します。理由は、人件費や家賃や歯科諸経費が年々増加するからです。また、歯科医院の増加による競争の激化も関係しています。
私も勤務医時代に大規模歯科医院に勤めている時期がありそのような医院の内情はよくわかってています。

最近では、歯科医院専門の経営コンサルタントという職業も数多くなりそのコンサルタントのアドバイスを受けて経営方針を決めている歯科医院も多数あります。特に多い戦略が、自費診療の収入を上げる。自費の割合を上げる手法です。
例えば、専属スタッフが患者様に自費治療と保険診療の差を明確にし自費治療の素晴らしさを時間を掛けてコンサルテーションし、契約件数を増やす。
最近よく推奨されている方法ですが、私はあまり好きではありません。
なぜなら「ほかで無理矢理自費治療を勧められて、いやになったから信用できる歯医者を探している。」と相談を受けることがよくあるからです。
患者様が「無理矢理」と表現されるのは、歯科医院側にその気がなくても患者様自身がそう感じると「無理矢理」になってしまう側面もあるので、実際はどうなのかは不明ですが、患者様と歯科医院側の信頼関係が壊れたことには間違いありません。

当院においては、「自費治療は、保険治療よりも精度が良く質の高い治療であることは間違いありません」がそれを無理に勧めるという事は致しません。
しかし、患者様に治療計画を説明するときに「自費治療と保険治療の違いを説明する義務はある」と思います。また、「保険治療の方法では患歯は助からないが、自費治療の方法なら助かる可能性がある」そのようなケースは違いをよく説明し、保険診療か自費治療かを患者様に選択して頂く必要があります。
当院では、このホームページをご覧になって来院される患者様が多く、当院がどのようなスタンスで歯科治療を行っているのかをご理解して頂いている患者様が多いので精度の高い治療をご希望なさることも多くあります。
私も歯科医院の経営者の一人ですが、自費治療では私自身が持ち合わせている技術を全て注ぎ込んで最高の治療を目指します。また保険治療では、私が納得のいく歯科治療の必要最小限な範囲で技術を患者様に提供し続けること。そういう診療体系を維持することが私自身が求める歯科医師として経営者のあり方なのではないかと日々考えます。






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