「歯とセラミックの色合わせ」がもっとも大切なポイントの一つです。
上記の写真はシェードガイドという歯の色を見るためためによく使う道具です。
歯とセラミックの色合わせで大切な要素は3つあります。
「明度・彩度・色相」という色の3属性です。
明度というのはその名の通り「色の明るさ」です。
上記の白黒写真で左が一番明るく、右に行くほど暗くなります。
彩度というのは、色の濃さ(鮮やかさ)です。
前歯では犬歯が一番色が濃くなります。
色相とは、色の種類です。
赤茶色・・・A系統
赤みのある黄色・・・B系統
グレー・・・C系統
赤みのあるグレー・・・D系統
当院では、セラミック(特に前歯部などの審美性がもっとも重要視される場所)の色合わせでは、
歯科技工士と歯科医師が一緒に患者様の歯の色や形(大きさ、長さなど)を確認し、共通の情報を共有します。
歯の色や形にこだわったセラミック治療を行うには歯科医師と歯科技工士の共通のイメージや認識が
一致していないと上手くいかないのです。