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気まぐれブログ
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- 2026.01.17
- コラム
- 銀歯治療するほど赤字は本当なのか
2026年1月8日のANNニュースで、(歯医者が悲鳴) 銀歯高騰「治療するほど赤字」というタイトルのニュースが流れておりました。
当院でも、保険の銀の被せ物(金銀パラジウム合金)の歯科技工所からの支払い金額と、現在の保険点数から導いた診療報酬を比べてみました。
やはり赤字でした。
その原因は、金属価格の急激な高騰によるものです。おそらく多くの金属を使うブリッジなどは大幅な赤字が考えられます。
最近の保険治療では、強化樹脂のCAD/CAM冠もよく使われるようになりましたが、ブリッジなどは大きな噛み合わせの力が掛かるため破折の危険性が高く、限定的でしか使われておりません。
また保険治療では、チタン冠を大臼歯で使うことができるようになっています。
しかし、チタンは鋳造(チタンをドロドロに溶かして、被せ物の形の鋳型に流し込む)が難しくチタンブリッジは保険治療では出来ません。
CAD/CAM冠やチタン冠にもメリットとデメリットがあり、デメリットが大きく考えられるケースは、従来の銀の被せ物(金銀パラジウム合金)を
使わざるを得ないことも多いのではないかと私は考えています。
もちろん、銀の被せ物にもデメリットはあります。
歯科保険治療の診療報酬も材料費高騰や物価高について行けず、保険治療がどんどん先細りになる懸念があります。
この先、保険治療ではある程度のクオリティの治療もできなくなるのではないかという不安も多々感じています。
「保険治療の質は、歯科医師の良心頼み」そんな時代がもうすでにやって来ているのかも知れません。
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